春うらら 線路と食欲 果てしなく
花粉舞い飛ぶ春の良き日にJRのお得な切符で滋賀県「長浜」へ行ってきました。
1989年創設の「黒壁スクエア」散策が主な目的です。
まず電車の切符は毎度おなじみ「青春18切符」2,300円で特急以外は乗り放題!
昨年「敦賀」に行ってきましたが、お昼ご飯を食べただけで終わっちゃいました。
おまけに寒い寒い!
で、今年は観光もしようと「長浜」に決定。
目的地到着はお昼前、早速「お昼何食べよ?」から始まり始まり〜
「長浜駅」の駅舎は新しくてとってもお洒落。 歩いて程なく「黒壁スクエア」へ到着。
お昼はおそばと決めたので、「そば八」さんを目指す。
私達が注文したのは「十六文そば」。
イベリコちゃんたちにとってはほんの「箸休め」程度。
いやかえって「呼び水」になったかも?
そう思うが早いか、名物「焼き鯖寿司」を追加!
おそばはとっても美味しくて、私的には「とろろ」が一番お気に入り。
お腹がおちついたところで、レトロな町並みの散策といきましょう。
私は方向音痴だからどこをどう歩いたかよく分からないので、
とりあえず覚えてるとこからね。

最初に行ったのは「大通寺」
この頃には「馬酔木展」というのをやっていて、中に入るには入場料が必要ですが、外にも鉢がたくさん置いてありました。
私は「馬酔木」というものは背の高い木かと思っていましたが、
鉢植えにできるくらいの背丈なんですね。
庭には梅の木が見ごろを迎えておりました。
花と見るやすかさず自分メインで写真に写りたがる奴
何かきれいなもので自分の毒を消そうとでもしているかのようです。
お昼ご飯を食べたばかりなのに、いろんなお店に気を取られながら歩いていると、いかにも焼きたての香りがただよってきそうな石釜で焼くパン屋さん発見。
すぐさまひとつご購入!そして、その後「くるみパン」を焼くということで、焼きたてを買うべく、30分後に再来店することに。
この「黒壁スクエア」はレトロが真骨頂。だからあらゆる懐かしグッズが売られています。
そう広くはないので、ゆっくり歩いて1軒1軒のぞいてまわってもそんなに疲れることはありません。
たまーにこんな変わった志向の建造物や販売店があります。
「世界一大きな万華鏡」と銘打っていましたが、「小枝の小ネタ集」にでてきそうな「なんじゃこりゃ?」な感じです。
一番気に入ったのはこのレトロな看板やグッズ!
通りには食べ歩きができるようなものがいっぱい売ってて、いつも小腹をすかしているイベリコちゃんたちはその誘惑から逃れることができないのです。
この千円均一のお店も楽しかったよ。
買うかどうしようか迷ったのがこの傘。
骨が番傘のようにたくさんあって、すごく大きい。
しかし、今日は晴天!そして電車の旅は長い!さらに私達はボケている。
よって、車内に忘れて帰る可能性大とみて、諦めることに。
この猫もけっこう楽しい。ひとりもんにはちょっとしたなぐさめになるかも?
「海洋堂」ではこの「ケンシロウ」とのツーショットを撮らなければいけない。
なぜなら、以前のツーショットが「ケンシロウ」よりデカく強そうに写ってしまったからだ。今回ユリヤのようにか細く儚げに、って無理な話やな。
中にはいろんなフィギアや、クスッと笑える「部活キーホルダー」なんかが
あって、子供からオタクまで幅広く楽しめる。
「この橋雰囲気ある〜」と言うので撮ってみましたが、橋の雰囲気よりオッサンとオバハンのインパクトの方が強いわ。
ここでは、本当に買おうかと手にしたアクセサリーがありましたが、いまひとつ踏ん切りがつきませんでした。
ピンクの可愛い携帯ストラップを人に買わせとった奴がおったけど。
この「ぬりえ」っていつの時代?
私らでももうちょっと八等身、九等身な感じやったよねぇ。
ひとりもんで常に、「犬飼いたい」と言ってるやつが、こんなかわいい置物を見つけました。
やっぱりすかさず一緒に写りたがりますが、どんなに可愛くてもあんたと一緒なら台無しなんだよ。
ここにはいろんな「ガラス工房」が建ち並んでいます。
3月なので、いろんなお店で「ガラスの雛人形」を見ることができました。
「ガラス館」は一際大きなお店でした。
2階にはなぜか仮装パーティ用のマスクが。
「ガラス館」の入口にこんな電話がありました。実用できるもののようです。
よく歩いていろんなお店を見てまわったので、ここらでコーヒーブレイク。
この「カフェパクト」
は「黒壁スクエア」でも有名なお店で、中でも「黒壁スフレ」は売り切れ必至の大人気です。
この日もみんながお土産用に買った時点で売り切れとなりました。
あと、「オルゴール館」というのもあって、まぁ見るだけですが、いろんなオルゴールが並んでしました。
時間がくると、大きな手動のオルゴールに楽譜兼音源の穴が開いた紙をセットして、おねーさんがクルクルとハンドルを回すとパイプオルガンのような音で軽快な音楽が流れ出します。
一定の速度でハンドルを回すのは至難の業なんでしょうねぇ、だっておねーさんの顔には笑顔がないんだもの。
おみやげに買おうと決めていたおせんべい屋さんです。
ここでもイベリコちゃんたちは焼きたてせんべいをほおばってしまったのです。
長浜では最後に「お漬物」屋さんによって、一通り味見をしてから「ごぼう」のお漬物をいただきました。
店内でお茶を一服いただいて、さぁ次は京都です。
長浜駅の駅舎はいつ改装されたのか分りませんが、とても趣のある外観で、ところどころに「ステンドグラス」をはめ込んでいます。
さて、いよいよ京都にやってまいりました。
この京都「花灯路」
というイベントは昨年もあったそうですが、私達は今年が初めてです。
すべての路を歩いてまわる時間はないので、一番見たいなと思った「ねねの道」へ行くことにしました。
京都の市バスは相変わらずのスシ詰め状態、その上信号が多いのと、車線変更が多いのとで、少しの時間でかなり疲労します。
6時からのライトアップにちょうど間に合いました。
夕暮れの薄明かりの下、細い路地の石畳を「高台寺」へ向けて緩やかに上がっていきます。
高台寺ではすでに開花している桜があり、ちょっと嬉しい気分。
っうか梅?
ここから徐々に下って大通りまで戻ります。
途中、生け花がライトアップされていたところでは、「金粉入り梅茶」のサービスがありました。
年をとると、サービスと銘打ったものはいつでも受け入れる態勢であることに気付きました。
一番圧巻だったのは「八坂の塔」です。
この塔のライトアップにつながる坂道では「代わりにシャッター押します」屋さんがあるくらい、み〜んな写真撮影に夢中です。
帰りはさすがにもう一度あのバスに乗る元気はないので、優雅にタクシーで京都駅へ。
この「花灯路」範囲が広いので、また違った所へも行ってみたらいいと思うのですが、なんせ、ライトアップだけに夜の行事なんで、日帰りには辛うございます。
ですから、チャンスがあればこういう路地に立ち並ぶ料理旅館なんぞに泊まってのんびりと行ってみたいものです。
最後はいつもの通り「居酒屋」で一日の〆という手はずですが・・・。
あらかじめネットで調べて、いいなぁと思っていた居酒屋さんを携帯でチェックして、駅ビルの中だからすぐに見つかると思ってタカをくくっておりましたが、それがとんでもないことに!
「京都駅構内アスティロード」という通りがない!
いくら歩いてもない。ホテルのドアボーイに聞いてもピンとこない様子。
電車の時間があるのでそうゆっくりもしてられなくて、そのお店は却下することに。
そして、すぐ近くにあった「京のおばんざい」がいろいろとある居酒屋へ。
さんざん歩き回ったため、のどは渇いてるわ、お腹はすいてるわで、いきなりオーダーの嵐!
そして、食べるのも飲むのも早い!(私にはちょっとついていけない早さ)
結局予定の電車よりもひとつ早く帰れることになった。(どんだけせわしない飲み会やったか・・・)
次回はぜひゆっくり飲める設定でお願いします!(毎日ゆっくり飲んでるんだけどね)
それではお疲れ様でしたー(^o^)丿
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