HOME > Private Eyes > 2009/02/13-14 (Fri.-Sat.)

渋谷「Bunkamuraのシアターコクーン」で野田地図「パイパー」を観劇してきました

また妹が渋谷シアターコクーンでの観劇チケットを手配してくれたので、お言葉に甘えてめいっぱい楽しんできました。

「パイパー」パンフレット

今回の席はドキドキするほど前です。おかげで、橋爪さんがぼやいたりささやいたりするクスッとくる一言さえも漏れなく聞き取ることができました。また、松たか子のツルッツルのお肌も、大倉さんの飛び散るツバキも手に届きそうなほどの距離でしかと拝見してきましたよ。

それと何よりこの日の朝、ニュースで大きく報じられていた「宮沢りえ 妊娠!」が気になって気になって。何度お腹を見てしまったことか。そして、野田さんといえば激しい動きに矢継ぎ早の台詞回し。「体に障りはないのかしら?」などと何度となく老婆心がよぎったものです。

もちろんお芝居そのものもすごく楽しくて、「火星に移住した人間」なんていうにわかには想像しがたい設定だけれども、あっという間に世界に入り込めます。特に、宮沢りえと松たか子が息もつかせぬ迫力とスピードで延々と続ける掛け合いのシーンには頭の芯が熱くなりましたよ。

お芝居の設定は「火星」だけれども、今の地球に警鐘を鳴らしているような。といって、「温暖化」とか「エコロジー」について問いかけているというわけではない。もっと根本的な人間の存在そのものについて、地球の生物の1種類として生きるために生きてるというような本能的なものを感じるお芝居でした。

「パイパー」のパンフレットからキャスト一覧

火星に移住した大勢の人たちは皆一様に青い衣装で、雲の上を歩くように、綿を抱くように、踊るように波打つように演技するのだけれども、打って変わって高速巻き戻しシーンが一度あったのよ。それがホントにビデオテープが巻き戻されていくように、迅速で緻密で機械的な動きだったのにはビックリ!

「火星の地図」って・・・

見終わった後は、お芝居の設定のひとつでもある「パイパー値」が私たちの会話の中にチラホラ。
身長や体重だけではなくて幸せ度も数値化できるのよー!って今の気分は「パイパー値8888」なんてね。

右の写真はパンフレットに記載されていた「火星の地図」!


明治神宮

明治神宮でいただいたおみくじ(皇后様の御歌) 明治神宮1

毎年毎年初詣には日本一の賑わいをみせるという「明治神宮」、私は一度も足を踏み入れたことがなかったのですが、今回始めて参拝することができました。

夏でも涼しそうな森の参道。行けども行けども参道が続く。あんまり時間ないんやけど、どこまで歩いたら本堂に着くのかしら?と息を切らしていると、でっかい鳥居が!京都のように朱塗りじゃなくて、原木の肌合いそのままなので、まるで木がそびえ立っているよう。
本堂前の巨木 これが左右にある そして、本堂の手前には狛犬よろしく巨木が左右1対。
参拝の帰りにおみくじをいただいたら、よくある「大吉」とか「凶」じゃなくて、明治天皇や皇后様などが詠まれた御歌がしたためられていました。
妹は外国人仕様のおみくじを取ってしまい、英語で読むことになりましたが、どうも私のと同じみたい。 今の時期、受験生向けに一番効く言葉を多めに入れてるのかしら?


もんじゃ焼き「月島」クリックすると「月島もんじゃ振興会」へ

これまた初体験のもんじゃ焼き
もんじゃ焼きと言えば「月島」と、ベタな関西人の発想で有楽町線に乗ってやってまいりました。
下町風情漂う町並みで生活感が溢れている感じ。
で、選んだのがガイドブックに「関西人がウマイと言った」とある「月島」というお店へ。 (ますだおかだのサインがあった)
作り方はテレビで見たことしかないんだけど、どうやらお好み焼きみたいに2枚いっぺんに頼むというのは無理そう。
まず、最初に「ねぎとあさり」でサッパリ行こうと注文。もちろん生ビールも。関東でねぎを頼むと白いのが出てくるね。
壁に貼ってある「作り方」を見ながら、見様見真似の土手を作り、ソース味の出し汁を流し入れた。 外側から少しずつ出汁と具を混ぜ込んでいき、なんとなくいいかなぁ?と思ったら一口用のヘラに持ち替え、チマチマとヘリの方からこねくり回して食べていく。まぁ時間があっという間に過ぎるわ。
2つめはエビを頼んで、作り手も交替。ここで事件勃発。具をまぜている上から塩・コショーで味付けをするんだけれど、妹はコショーを初めにかけたのよ。で、その後、同じような勢いで手首のグリップを利かせて塩をふったらナイアガラの滝のようにドバッって白いものが。一瞬二人で目が点になり絶句。「塩からふらなー」と私。「混ぜたら大丈夫やん」と妹。ま、なんとか大丈夫やったけど、原因は塩とコショーに開いてる穴の径がぜんぜん違ってたことでした。
で、初めてのもんじゃの感想は、美味しいのは美味しいけど特別ってほどじゃないわね。
ただお好み焼きに比べると原価の割りに売値が高いような気がした。1つ1,000円前後やからね。


居酒屋「火魚」で夕飯

西新宿駅のホテル近くで見つけた居酒屋「火魚」で夕飯。
ちょっと玉木宏に似てへん? 10時ラストオーダーということで、あと15分しかないけど、とにかく頼んじゃえってことで、お店の名前どおり魚メインでたらふくいただきました。
隼之介も魚は好きになったようですが、お通しのオクラとワカメの和え物はダメで、相変わらずビールは飲めないしわさびもダメって。まだまだお子ちゃまねぇ。


西新宿にある京王プラザホテルをYahoo!トラベルで予約しました

今回は西新宿にある京王プラザホテルをYahoo!トラベルで予約しました。
すごく立派なホテルでビックリやけど、私ら7,500円しか払ってないんやけど・・・えんかなぁ。
45階建ての36階で夜景もきれいだし、アメニティはロクシタン、ベッドはシモンズ。おまけに1,000円分の商品券までいただいて。次から東京来るときはここにしようっと。


ホテルのすぐ近くに東京都庁があったので、ちょいと見学に行ってみました。
土曜日だけれども見学はOKのようで、北展望台に上がってみることに。
するとエレベータの前には警備員が二人、カバンの中身をチェック! しかし、たいしてしっかりと確かめるでもなく、バックの上から眺める程度のチェックだけですんなりゲートイン。
エレベータ前にはご案内専属のエレベーターガールが。上に着いたら着いたでまたエレベーターガール。 彼女たちも都職員なのかしら? 展望台からはよーく晴れてたら富士山が見えるようです。結構晴れてたけど、見えなかったなぁ。

お土産売り場は結構ベタな感じで、ルミネが近いせいか、吉本グッズが多かった。


新宿 MYLOAD 5F にある「cuccia」が気に入ってしまいました

噂のクリスピークリームドーナツ ケーキでかっ!

話のタネに噂の「KRISPY KREAM DOUGHNUTS」を見に行くと、未だ人気が衰えていないらしく、長蛇の列を作っていた。そこは新宿サザンテラスという一角にあるのだが、建物の中ではなく、思いっきり屋外なので、暑さと日差しを避けたくて、近くにあった「MYLORD」という建物に入った。紅茶1杯が680円もするのよー!
妹はさっき朝ごはんをしっかり食べたばかりにもかかわらず、ケーキセットって・・・しかもこの大きさ。 運ばれたケーキを見て私が思わず「デカッ」というと店員さんが笑って「よく言われます」って。
このあと、このSHOPで気に入ったcucciaというお店で洋服を衝動買いしました。 若くて華奢な子が着ると上の写真のような感じになります。あくまでも条件が必要だけど、錯覚して買いました。


初めて行った隼之介の部屋で突然始まったお掃除タイム

この日、東京では2月としての最高気温をたたき出したらしく、もう暑くて暑くて京王線の車内には冷房が入ったくらい。ファー付きのダウンを着ている人が気の毒に見えた。
そんな中、アパートで一人暮らしをし始めて4年以上経つ息子の部屋を初めて訪ねてみました。 汚くしてたら嫌やなーと心配しながら部屋をのぞき見ると、ぜんぜんスッキリしてるからちょっと安心して中へ足を踏み入れた。
新しく買ったノートパソコンなどを見ながら話しているとちょっともよおしてきて、恐々トイレに。 そこで事件勃発や。流すと同時に出てくる手洗い水の受け皿が・・・。 私は叫んだ。なんでこんなことになってるのー?本体は白色なのに、受け部分はクリームブリュレのようなまだら焦げ模様。よく見るとキッチンのシンクの回りも同じような模様に。「キャーッ!」 ホコリの上に水が飛び、それがそのまま乾いてさらにホコリが積もり、また水がかかるという積み重ねの結果のようだ。
もう一度私は叫んだ「掃除ーぃ!」って。金たわしを手にクリームブリュレの焦げ目をはがし、古くなったタオルを雑巾にして拭きまわる。まだまだ細部を見ればキリがないかもしれないので、「今日はこのへんにしといたるわ」と帰途についたのでした。せっかく行ったのに一緒にご飯を食べに行く時間もなく、雑巾を何度も絞った感触だけが残りました。
くれぐれも水周りはきれいにするようにと念を押してきたのでした。