本日、春の青春切符利用可能最終日でございます。
お天気もよく、満開の桜が車窓を彩って、気分上々で目的地『嵐山』へ。お昼前に到着。
JR嵐山駅から歩いてほどないところに、 『鯛匠HANANA』という鯛茶漬けのお店があります。 お茶漬けに1,800円は高い!とは思いますが、気になってしかたがないので、ランチにお邪魔しました。和の彩りでとても心和む美味しいお茶漬けフルコースです。
ご飯とお茶はおかわりし放題なので、付け合わせがなくなるまでたらふくいただきました。
満腹のおなかを抱えて、次は本日のメイン(個人的にそう思っているだけ)である縁結びで有名な 『野宮神社』へ。
今年の目標に一歩でも近づくための神頼み。
なんとひいたおみくじは“大吉”!しかも“縁談:多すぎて困る”って。
キャーそんなことで悩んでみたいー。
小さな神社だけれども、様々な国の外国人を含め観光客は多い。
次は野宮神社から歩いてすぐの 『天龍寺』へ。
世界遺産に登録されているということを初めて知りました。
せっかくなので、100円で本堂の見学、500円で庭園の見学をしてきました。
本堂の中にはみごとな雲龍図が置かれていました。
すばらしい庭を眺めながら広々とした本堂をぐるりと一回り。
次はその庭へ入り、美しく花木を配した庭園を堪能しました。
ふだんあまり花や木を愛でる趣味がないので、花の名前など無粋なほど知らない私ですが、丁寧に名前を書いた札が立ててあります。
ちなみに、生まれて初めて見た、一つの木から別々の枝にそれぞれ違う色の花が咲いている桃ですが、『源平しだれ桃』というそうです。いちばん印象に残りました。
庭園内は観光客も多いですが、庭のお手入れをしていらっしゃる方たちもたくさんおられました。
天龍寺を後にしてそぞろ歩くと『渡月橋』に出ました。橋の歩道は行きも帰りも観光客で埋め尽くされ、美しい山々の景色ものんびりと見ることはできません。しかし、ここでも見知らぬご老人にシャッター役を頼まれ、しばし人波を制止してまで思い出作りに協力いたしました。
一休みした後は、『法輪寺』へ。
そこで見かけた『十三参り』。これも私にとってはお初でした。
七五三は全国共通ですが、京都では十三歳になる男女が知恵を授かるようにと、この『法輪寺』へお参りするそうです。

いかにもセレブなご家族がぞくぞくとお参りされておりました。
傍らにはめずらしい『電電宮』という鎮守杜があり、電気・電波などの神様を祀っているそうです。
私も「パソコンがウィルスに侵されませんように」とお参りしてきました。
油とり紙で有名な『よーじや』さんにも立ち寄ってみましたが、グッズは結構高額でした。
次はコーヒーブレイク。銭湯だった建物をリノベーションしてカフェにした 『嵯峨野湯』へ。
銭湯だったというものめずらしさと、おしゃれな内装などでとても注目度の高いお店らしく、コーヒー飲むだけやのに順番待ちで名前を伝えて待たせていただきました。
少し値段設定は高いですが、場所がらを考慮するとこれくらいでしょうね。コーヒーも美味しかったですよ。他の奴らは結構ボリューミーなおやつをいただいておりましたが、みな満足したようです。

お土産を買いに京都駅に戻りました。いつもの『伊勢丹』へ。
今回は“たけのこ”と“ながいも”のお漬物。それと、いつも行列を成している『阿闇梨餅』を根気良く並んで10個買いました。

そして帰る前には恒例の山科行きです。まだ時間も早かったので、ちょっと小腹を満たそうかなぁと、とある居酒屋さんへ。
一見さんですが、ここもとても人気があるようで、貸切の合間をぬって入らせていただきました。
居酒屋さんはどこもおなじような味ですが、残念だったのは“ぬかづけ”です。一気に血圧が50くらい上がりそうな塩分多目。
仕方がないので不本意ながらもお残しとさせていただきました。そんな舌の根も乾かぬうちに、『山科ホルモン』という看板を見つけ、「次回はホルモンにしよう!」とどこまでも前向きなオバハンたちなのでした。
最後に、今回は万歩計を装着していた友達がいて、この日は16,000歩余りだったようです。
ふだんほとんど歩くことはしないので、とてもよい運動になったはず。ということは明日は筋肉痛?いや、アラハンの私たちは明後日か。
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