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姫路観光協会?みたいなところが主催し、NPOのJ-Heritageの提案による「再発見!姫路ツアー」です。
オルタナティブなスポットを散策するというテーマだけあって、地元民でもなかなか行かないような、 ある種マニアックなバスツアーでした。 各施設への入場料と昼食がついて3,000円はかなりお値打ちです。主催者赤字? |
姫路駅南に集合し、まずは峰相山にある「太陽公園・石のエリア」へ |
![]() ちらっと見たことはあったのですが、中に入ってみたのは初めて。 世界中の有名な石造物のレプリカが2/3ほどの大きさで再現されています。 この公園は社会福祉法人による運営で、障害者の雇用の場にもなってて、入場料やお土産販売の収益は障害者への給与等に充てられているそうです。 なかなか海外旅行へ行くことができない人たちのために、少しでも外国の文化に触れさせてあげたいとの思いで造られたそうです。 敷地は広大で、レプリカと言えども「万里の長城」の頂上まで歩くにはそれなりの装備と時間が必要です。 今回はざっと1時間ほどで主な箇所を見せていただきました。
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次は「太陽公園・城のエリア」にそびえ立つ「白鳥城」へ |
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通りかかった人々が大きく二度見してしまうというこのお城。
なんでもないような ロケーションに突如その姿を現します。
ドイツにあるノイスバンシュタイン城を模して造られたそうで、高さも原物の2/3あるそうです。 今回初めてロープウェーに乗って、中を見学させていただきました。 今は「トリックアート」開催中で、石のエリアと合わせて入場料1,300円ですが、一日楽しめるので、納得の金額です。 トリックアートは3階から6階まで展示されていて、量的にも内容的にも結構充実しています。 春には展示物もリニューアルされるそうです。 私たちはお昼前までトリックアートを楽しみ、お城の2階でランチをご馳走になりました。
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![]() ホントはどっちがでっかいでしょう?
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名古山霊園の上にある「仏舎利塔」へ |
![]() 姫路に行ったらいつも遠くの山頂に見えていた建物。
まーるい帽子に一本の角が生えたような・・・ 「名古山霊園」と聞いていたので、それに関連する建物なんだろうなぁ・・・ くらいにしか思っていませんでした。 ここは「仏舎利塔」なんですって。 大変な戦禍にみまわれた日本に、インドからお釈迦様の遺骨が分譲されたそうです。 入場料200円で中を見学。 こんなにキラキラなんですよー。 姫路民のツレも中に入るのは初めてだって。 タイルで描かれたお釈迦様の一生が輪廻のごとく丸い側壁を埋めつくしており、なんとも厳かな雰囲気に浸ることができます。 次は母を連れてきましょうかねぇ。
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37年前に廃止になったモノレールの橋脚を見ながら手柄山までの散策 |
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姫路モノレールを知っていると、いくら若作りをしていても年がバレます。
1966年の姫路大博覧会に合わせて作られたそうですが、イベント終了後は利用状況が芳しくなく、8年で姿を消したそうです。 残ったのは多額の赤字と林立する橋脚(姫路−手柄間)です。 最近までに撤去された橋脚もいくつかありますが、まだ半分以上残っているそうす。 今回はその負の遺産?である橋脚をたどって手柄までの散歩です。 手柄には水族館の横にモノレールの博物館があり、往時の姿や時代背景を懐かしむことができます。 個人的には水族館とお城のような建物(右下の写真)に夢で見たような淡い記憶があります。 私はいつもこのお城のことを「サファイアがいるお城」と形容しています。
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最後に網干「ダイセル」と広畑緑地へ |
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携帯の電池残量の心配と、写真に撮りたい!という気持を秤にかけて、携帯を取ってしまったという事実で状況をお察しください。
引率してくださるJ-Heritageの方たちは廃屋萌えなのか、散策中も古い建物を見てはテンションが上がってましたねぇ。 私は最後にきれいな夕焼けが見られて幸せでした。 赤穂でこういう散策をするとなると、大石神社以外の隠れ名所を見出さなくてはいけませんね。 子供の頃よく行った「大塚古墳」や「普門寺さん」、同級生がお嫁に行った「伊和都比売神社」、最近よく行く「おせど会館」、有名な「沖田遺跡」、草なぎ君が出た時代劇映画のロケ地などが思い浮かびますが、小ぢんまりとしたツアーができそうですね。 |