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瀬戸内ぐるっとドライブ 2012/11/15(木)〜16(金)

讃岐うどん「なかむら」
姫路ナンバーの軽四にガソリンを満タンに詰めて、朝10時ごろ出発。 今回は妹と二人旅です。
安物のポータブルナビと妹の地図ナビでチェックポイントをクリアしてきました。
行きは瀬戸大橋を渡って香川へ。 香川といえば「さぬきうどん」。
近頃はチェーン店も多くどこででも食べることはできますが、やはり本場でいただきたいと、
坂出ICから近い「なかむら」というお店へ行ってきました。
そんなに大きくはないお店ですが、お客さんはいっぱい。
たぶん一番安いと思われる「かまたま(小)」を260円でいただきました。
さすがのコシとのどごし、生醤油少しでおいしくいただきました。
まだ時間に余裕がありそうだったので、有名どころの「金毘羅さん」へ行ってみました。
金毘羅さん本宮 金毘羅さん 旭社 金毘羅さんで見た銀杏 金毘羅さんからの眺め 金丸座
ほんとうは「金丸座」を見に行こうとナビのセットをしたのだけれど、途中でポン引きのような駐車場のおばちゃんに引っ張り込まれて、有無も言えず駐車するハメに。 で、せっかく車を停めたんだし、目の前の「金毘羅さん」に行ってみるかと考えていると、そのポン引きおばちゃんが「杖持って行き」ってほぼ無理やり持たされることに。そんなに本格的に登る気はないんやけど・・・
ま、時間がきたら登りきってなくても引き返そうということで登り始めました。 少し登ると広い石畳があり、またその先に階段が見える。で、じゃぁもうちょっとだけ登ってみよか? と、登るとまた少し広くなっているところがあり、目の前にはまた新たな階段が・・・じゃついでやしこれも登ってみるか? なんてことを繰り返して、結局一番上の本宮までたどり着いてしまいました。
その後、「金丸座」に再チャレンジ。でも駐車場のおばちゃんたちは「そんなとこ別に見るほどのもんないでー」ってジモピーにありがちな謙遜?道が細く一通が多いので2回目のチャレンジでやっと「金丸座」に辿り着くことができました。
現存する中では日本最古の芝居小屋で、国の重要文化財の指定を受けているそうです。 つるべも落語やってたよ。
道後温泉本館
今回の宿「道後館」へは4時前に到着し、宿にも立派な温泉がありますが、せっかくなので、かの有名な「道後温泉本館」へひとっ風呂浴びに行ってきました。 温泉は「神の湯」と「霊の湯」があり、見学料をプラスすると、皇室御用達のお風呂や坊ちゃん間の見学ができます。 で、私たちは1,200円で「霊の湯」+見学のコースにしてみました。 お風呂はとってもこじんまりしているけれど、人も少なくゆっくりと旅の疲れを癒すことができました。
「神の湯」にも入ることができるので、ちょっと覗いてみると、テルマエロマエ風の広い浴場に往年の乙女たちが芋の子を洗うように浸かっている様子が目に飛び込み、すぐに断念しました。
お茶とお菓子をいただいて、「皇室御用達」のお風呂見学へ。 テープレコーダーでも良かったんじゃないかと思うほど、何年も同じ台詞を喋り続けているおじいさんが質問するスキを与えず説明してくれます。今までにたった7回しか使われておらず、昭和28年からは
ぼっちゃんの間 ぼっちゃんの間
見学用のみという博物館のようなお風呂でした。 そして、写真撮影不可です。
「ぼっちゃんの間」は撮影不可のマークがなかったので、ちょっと撮ってみました。
お風呂から出ると、
道後地ビール
右手に「道後麦酒館」というおしゃれな居酒屋が私たちを誘います。 やっぱ風呂上りはビールでしょ。
妹がいただいた「漱石ビール」は黒ビールのような深いコクがあり、私がいただいた「坊ちゃんビール」はキレの良いさっぱりとした味わいでした。この後、旅館でのお料理が待っているのでつまみは遠慮しておきました。
ですが、夕飯の後に飲むビールはしっかり買って帰りました。
旅館の夕食
今回お世話になった宿「道後館」はとても立派で、趣があり、設えの行き届いた素晴らしい旅館でした。
平日だからそんなに焦らなくてもいいかと思っていたけれど、どこの旅館も人気の高いプランはほぼ満室になっていて、やっと探したのがここでした。 お部屋食の割にリーズナブルなプランだったので、お料理はこの旅館の中では一番お手ごろなコースです。 それでも私には苦しいくらい沢山ありました。妹にはちょうどいいくらいだったようですが。
このままではせっかく買ってきた食後の地ビールが飲めない!と、旅館の温泉へ行ってみました。
短い時間でしたがとても体が温まり、やっぱり風呂上りにはビールやなぁ。と買ってきたビールを飲み干したのでした。
翌朝の朝ごはんはレストラン食でしたが、すべて個室になっていて、ゆったりといただくことができました。
道後温泉駅 ぼっちゃん列車 カラクリ時計
お昼までのプランだったので、車を預けて松山見学に行ってきました。
「道後温泉駅」前には30分おきに坊ちゃんのキャラクターが出てくる「カラクリ時計」があり、ちょうど9:30だったので、メロディーを奏でながらマドンナが出てきました。
松山城へ行くために路面電車でロープウェー乗り場に近い駅へ。 上り下りはロープウェーとリフトのどちらかを選ぶことができます。
松山城 松山城 帰りはリフトで 松山城からの眺め
松山城は賤ヶ岳(しずがたけ)の戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築いた四国最大のお城で、ゆるキャラは「よしあきくん」です。 妹はここで伊予柑ソフトクリームを食べてました。
旅館近くの商店街で両手に一杯のお土産を買い込んで、ひとまず帰路に着くことに。
地図を見ると旅館近くに「道後ぎやまんガラス美術館」というのがあったので、ちょっと寄ってみました。
ガラス美術館 イングリッシュガーデン
そこはガラスだけではなく、結婚式もできるすてきなレストランで、思わずお茶してしまいました。
イングリッシュガーデンを眺めながらのティータイムなので、ガラにもなくケーキをいただき、飲み物も紅茶をチョイス(ものすごい数の茶葉からワケも分からず選んだ)したのです。
しまなみ海道
帰りはお初の「しまなみ海道」経由です。 赤穂へ帰るには少し遠回りになりますが、一度通ってみたかったので、サービスエリアに止まって景色を眺めながらゆっくりと帰りました。 ここらへんはジャコが名物らしく「じゃこ天」がよく売られています。 お昼を食べない予定だったので、ちょっと小腹を満たすために「じゃこ天フライ」をアツアツでいただきました。
山陽自動車道へ分岐すると一本道ですが、福山でトイレ休憩して、ついでに美味しそうなタコの天ぷらとかタコのコロッケなどを夕飯のお酒のつまみにするべく買い込んで、狭い車の中ににおいを充満させながら無事帰還。 走行距離は約500km、さすがに途中で給油したけど、街乗りラパンは今回もよくがんばりました。