今回は福崎町の『七種山』（なぐさやま）へ行ってきました。

野外活動センターに車を停めて登山口に向けて歩くと、すぐに登山コースの分岐点があります。
ここで健脚の隊員が上級者向けの薬師峯コースへと旅立っていきました。
初心者コースの私たちは山門を通り抜け、水の音を聞きながら静かな森の遊歩道を進みます。

七種神社の鳥居の向うに趣のある庭園風の太鼓橋がかかっています。
七種山は滝が多いことで有名らしく、大小さまざまな滝を見ながら気持ちよく登れます。
そして、一番大きい滝がこの七種の滝（雄滝）です。 下から見上げると結構迫力があります。 すぐ横に石垣が積まれており、階段を上っていくとそこに七種神社がありました。
神社は滝の中腹あたりの高さに位置し、また変わった景色を楽しむことができます。
心ばかりのお賽銭をして、ここからが本格的な登山の始まりです。

いきなり四足歩行を強いられる急傾斜が多くなり息も絶え絶えです。

頂上の少し前に展望台と書かれたスペースがあり、腰かけて眺めることができる大きな岩があります。
実は頂上の展望はそれほど開けていなかったので、今回の登山ではここが一番のビュースポットでした。

頂上に着きましたー！少し雪が残っている冷たい地面の上にシートを敷いて、いつものようにお昼をいただき、沸かしてもらったお湯であったかーいコーヒーを飲みながらデザートをポリポリ。
来た方向とは反対側に『つなぎ岩』という奇岩があるそうなのですが、急傾斜の上に雪がうっすら積もっているため、滑落の危険を感じて回避しました。

下山は少しだけ別のルートを選び、滝見台があるスポットへ。
わりとなだらかな下り道で、マイナスイオンを目いっぱい浴びながら駐車場へと戻ってまいりました。
上級者コースを踏破した隊員を待って、全員で無事帰途につきました。 お天気にも恵まれ楽しい一日でした。