HOME > Private Eyes > 4度目の氷ノ山登山 2016/07/10(日)
1度目は氷ノ山キャンプ場から氷ノ越経由,2度目,3度目は大段ヶ平から神大ヒュッテ経由,そして今回は福定親水公園から氷ノ越経由の予定で駐車場へ向かいました。 すると,朝9時前に到着したものの,どこをどう探しても車1台止められるスペースがないのよ。満車で。 路駐している車の列もすでに限界。そこで隊長がすぐに機転を利かせて,もう少し先の東尾根登山口の駐車場へ行ってみることに。
そこには十分なスペースがあったばかりか,今までの登山口の中で最もきれいなトイレがありました。
登山口に群生している紫陽花もきれいでしたよ。
東尾根登山口 スキー場をバックに 山頂にて 頂上から見えた晴れ間
予定より少しスタートの標高が上がったことで,楽なのかも?と思いながら登り始めました。
天気は晴ですが,木々が陽光を遮ってくれるため静かな森の中を進む感じです。 登りとしてはメジャーなルートではないようで,出会う人はほとんどいません。
初めの楽観的な期待とは裏腹に,神大ヒュッテまでは結構な登りが続き,今にも動き出しそうな木の根に足を取られないようにしっかりと足を上げて進まねばならず,湿気が多いこともあって全身汗だくになりました。
隊長のズボンは足首あたりまで濡れた色に変わり,汗拭きタオルを絞れば水道で洗ったのかと思うほど水が出る。
当然私の化粧もなかったことに・・・。
山頂にて
山頂にはやはり多くの先客がおり,思い思いのランチを楽しんでいました。
しかし今日の山頂の空は異様だった。
トンボの大群が空を隠すかと思うほど飛び回っている。
その中でお弁当を広げるのも至難の業だ。
あの異常発生はいったいなんだったんだろう?
なんとかコーヒータイムまで終え,頂上での記念写真も撮ってもらって,いざ下山。
どのルートで帰るかと話し合った結果,違う景色が見てみたいということになり,氷ノ越から福定親水公園へ下り一般道を駐車場まで歩いて登ることに決定。
氷ノ越小屋
初めて登った4年前,氷ノ越で頂上の小屋を指差されたときの目眩を伴う敗北感,今の自分はどう感じるのかを知りたくて同じ場所に立ってみた。
ぜんぜん遠く感じない。
むしろ近いと思えるほどだった。
布滝をバックに
ここまで指導してくれてありがとう!隊長!これからもついていきます。

ここで分岐を北にとり,本日登りの拠点となる予定だった福定親水公園をめざします。
このルートもまた逆向きになるためか,ほぼ人に出会わない。
親水公園というだけあって,少し下るとあちらこちらから水の音が聞こえ,ブナの原生林と相まって癒し効果抜群の森林浴が楽しめました。 特に「布滝」の眺めは素晴らしく,それまでの疲れがすべて報われる思いでした。
布滝をバックに 布滝をバックに 地蔵堂
さて,駐車場にたどり着きましたが,そこに私たちの車はありません。 ここから一般道を約25分,グルグルと曲がりくねった道の先,
このカーブを曲がったところに車が・・・という思いを何度も繰り返しては裏切られ,今日一番の試練でした。
車に乗ったら気持ちは温泉へまっしぐら。
今日行ったのは「万灯(まんど)の湯」という天然温泉。 いー湯だったわー。デジタルじゃない体重計で3kg以上減っているのを見たし。 温泉でひといきついたら次は「ラーメン食べたいー」って,近くの道の駅に寄ってみた。 そしたら,たまたま「蔵前ラーメン」っていうのがあってね,めっちゃうまかったぁ。 ほんまパーフェクトやったわー。
家に帰ってデジタルの体重計に乗ってみた。
どーやらあの「蔵前ラーメン」は3kgあったらしい。